2週間のヴァカンスも終わり。今日からは学校です。この週末はそろそろ時計の針を学校モードに戻さなければ…と、家の中にも少しずつ緊張感が戻ってきていました。朝起きる時間、食事のタイミング、子どもたちの動きもどこかピリッとした様子。季節の移ろいとともに、気持ちの切り替えも始まっています。

この後は夏休みまで一直線。ヴァカンスはありません。5月、6月は祝日が多いのでちょこちょこ休めますけれど、2週間の休暇はもうありません。週の途中でちょっと一息つける日も。フランスの子供たちはそれを心の支えにしながら毎年乗り切っています。そして6月は年度末ということで成績が出てしまえば緊張感からは解かれるはず。

次男は休み明けの初日はは午前中だけの登校。午後からは、いつものコンセルヴァトワールでの授業があるため、学校と音楽との両立がまた始まります。この日の午前中の学校では、コンセルヴァトワールクラスの生徒中心の合唱のコンサートに向けた練習が予定されています。そして次男は、ヴァイオリンの伴奏をする曲があります。コンサート本番はまだ少し先ですが、3月の学校見学日の日、その練習風景を耳にする機会がありましたが、子どもたちの真剣な歌声と、日本語の歌詞(ジブリから2曲ほど歌います)が印象的でした。この日は練習具合の関係もあって楽器の伴奏は入らなかったのですが…。

本番の舞台でどんな音を奏でてくれるのか、それを楽しみにしているのは私だけではないはず。本人にとっては、音楽を通じてクラスメートと一緒に一つのものを作り上げる貴重な経験になるに違いありません。

本番は5月の末になります。今年度もあっという間に終わりに近づきます。